個人信用情報の使われ方       便利使いか? カード入会審査(途上与信も同等)を例に、ウオッチしよう
 
 
「カード入会審査」レベルの与信審査は、すべての融資審査(クレジット、ローン、リース、手形、もちろん、キャッシング等)の最初に、必ず含まれます。10億円でも10万円でも同じこと  
 
 
CIC情報該当無し 事前照会情報 名寄せ 氏名 生年月日 郵便番号 電話番号 住所 勤務先 勤務先電話番号 就業形態 年収 居住形態 家族構成 申込(成約前)情報 契約情報 支払情報 官報掲載情報 電話帳掲載情報 本人申告依頼情報
 
   
 
CIC該当情報なし 目次
 概要説明編     1/2(当ページ)  2/2
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 スライドショー編
 
CIC情報該当無し

入会審査(初取引)に際し

あなたの申込(契約)情報を元に

照会をかけた時

あなたの個人信用情報が

CICのデータベースにヒット(完全一致)しない場合をいう
 
入会審査とは
カード入会審査を意味するが、
クレジット、ローン、リースの申込(契約)の場合も、
初取引なら同じ。
(契約)情報を元に照会とは
氏名(ふりがな)、
生年月日、
郵便番号、地番頭3桁を
キーとして入力し、CICに照会すること。
CICのデータベースに無い
ということは

支払情報(成約後のクレジットヒストリー)が、
CICのデータベース
に存在しない

クレジット、ローン、リース、手形、もちろん、キャッシング等を利用した事実がない。 金融会社と預金以外に取引が無いということ。
すべての取引が、現金払いの人。
上記の事実があるが、取り扱った金融会社が、CICに報告してない。 1ヶ月超の延滞情報は、報告するが、
その他、(通常分、1ヶ月未満延滞)は報告してない。
あるいは、
取り扱った金融会社の
加盟する信用情報機関がCIC以外のため、
わからない。
逆に言えば、
取引している金融会社が、
KSC、JIC、CBCに、属している。
申込書のインプットミス。 申込書記載事項を、
集中パンチセンターが入力ミス。
インターネットで申込の際、
申込者本人が入力ミス。
審査担当者のインプットミス。 審査担当者がCICに照会する際に
入力するキー項目をパンチミス。
事故情報(ブラック情報)が、一定期間の経過により、
抹消されている。
信用情報機関により、
掲載期間に多少ばらつきがある。
概ね、最長7年経過で抹消。
見かけ上は、口座引き落とし
でも、
委託業務(集金の代行)の場合は、
管理対象外で不明

例 A販売会社が、自社顧客の支払について、Bクレジット社の持っている、口座引き落としシステムを使用したなど。

この場合、延滞が起きても、Bクレジット社の顧客ではないため、報告は無い。
延滞の督促回収は、A社が行う。

他にガス、電気代、電話代等、例は多いが、重度延滞情報さえ、CICは言うに及ばず、信用情報機関に報告されるしくみになってない。

一般の会社における、
商品販売時の、代金支払遅れなど、
売掛金回収上の支払状況は、管理対象外で不明。
口座引落機能は使用しないものの、
一般の会社において、
売掛金(クレジッ、トローン等を除く)回収は、
販売した会社自身の業務となり、
重度延滞情報さえ、
CICは言うに及ばず、
信用情報機関に報告されるしくみになってない。
税金等の支払状況も、
管理対象外のため、不明。
延滞の督促回収は、税金であれば、担当官庁。

例 市民税は市町役場、自動車税は県税事務所だが、重度延滞情報さえ、CICは言うに及ばず、信用情報機関に報告されるしくみになってない。
虚偽申込 注意が必要なのは、虚偽申込である。氏名の呼び仮名を作為的に変え、「該当無し」を演出するケースがある。

補足 

@ 完全一致しないが、類似情報としてのヒットは存在する。


A α社の場合は、CICに限らず、自社取引情報はもとより、他の機関に照会をかけても、1件もヒットしない状態を「該当無し」という。

CIC情報該当無し