実学的信用教育提案と自由な情報発信 ブログ版
延滞防止のために ブログ版
          
  
 延滞防止のために        ストップ 借りすぎ゙ 貸しすぎ
ホーム3つのポイント>分割払いの進化と個人情報4
与信基準
= 辞退基準
主役は支払情報
事実+推定+金銭観
+人間観 → 判断
与信審査とは?
信用供与=辞退決定
営業拡大要請と
与信審査の役割
新任与信審査者心得
自分の金を貸す
5Cとは?3Cとは?
事実をジロジロ見る
辞退理由を
なぜ教えないの?
あまい与信とは?
与信ダンピング
あまい与信とは?
対ホワイト層、ブラック層
あまい取立てとは?
任意回収の心意気
途上与信とは?
ここで会ったが百年目
勤務先
勤務先電話番号
就業形態
年収
居住形態
家族構成
照会日
商品名
契約予定額
支払予定回数
登録会社名
氏名
生年月日
郵便番号
電話番号
住所
勤務先
勤務先電話番号は、
契約(申込)
記載情報を参照
契約日
契約の種類
商品名
支払回数
契約額(限度額)
契約終了予定日
登録会社名
支払情報
報告日
残債額
請求額
入金額
入金履歴
異動(延滞・保証履行・破産)の有無
異動発生日
契約条件変更内容
延滞解消の有無
延滞解消日
終了状況
加盟会社の途上与信問合せ情報
利用日
利用目的
利用会社名
CICの
独自収集情報
官報掲載情報
決定日
公告の種類(破産・失踪・民事再生)
公告の種類を補足する内容(破産廃止・再生手続開始など)
裁判所名
事件番号
電話帳掲載情報
氏名 電話番号
記録年月
本人申告情報(対CIC)
情報登録日
申告したコメント
本人依頼情報(対貸金業協会)
登録日
依頼内容の種類(紛失・貸付自粛・債務整理)
依頼した貸金業協会名

分割払い(後払い)の進化と個人情報 4

 自動車販売(市場)の売掛管理機能分化にみる
(下記で背景が白の場合、売買を視野に入れて説明)
   
 

平成7年〜現在(1995年〜)  ローン、クレジット淘汰の時代

分割支払いの多様化
 
 

超低金利政策の継続が、これほど続くとは、想像できなかった。

 

 
固定金利と変動金利で借入は、どちらが有利か、とか、

年間の金利支払いは、こんなに違うといっていた話法は、

死語になったのかと思えるほどだ。
 

 

 
丸專手形の方は、死語と言っていい状態。

販売会社は、ローンクレジットに完全移行した。
 

 

 
あれほど騒がれた、手数料収入は、とても、確保できない。

低金利では、ローン、クレジット会社の利幅の妙味も限られる。
 

 

競合という、消耗戦の継続で、

周辺利益を得るメリットが、少なくなっていった。

ローン、クレジットという購入手段は、

低金利で買いやすくする、という

車両の、「販売促進手段」に形を変えていった。
 

 

 
いきおい、メーカーぐるみで、全国台の増販キャンペーンが企画されるなど、

メーカー系信販会社に有利な環境となってきた。
 

 

 
こうして、新車市場をターゲットとする、営業から、

それ以外の、専業者の活躍する中古車や部品市場に、

自由競争の舞台が移りつつある。
 

 

競争を通じて、ローン、クレジット自体も、次々と新商品が、生まれた。

 

 
一定年限経過後の、下取り自動車の市場価格を算定し、

残存価格を除いて、融資するとか、

下取り車を買い取り保証するとか、

リース感覚のローン、クレジットも登場した。
 

 

 
一方、
リース市場でも、

自動車の分割払い的(ローン、クレジット感覚の)新商品が投入され、

「新車が半値で買える」と盛んに売り込むようになった。

また、アメリカでの個人リースによる拡販実績が、

彼我の差がある中で、成功例として、

また、時には、失敗例として、 話題となった。
 

 

現在の(平成6年〜現在)の与信審査
  
 

信用情報センターは、着実に、進歩しました。( こちら 参照)

 

 
センター間のネットワークの拡大を始め、ネガ情報以外の、

約定支払情報の共有化が、進められている。
 

 

 
現在は「IT」(インフォメーションテクノロジー)時代。

折々で「MIS」とか「OA」といわれ、囃された、電算化ブームも、今や佳境。

誰でも、何処でも、誰とでも、オンラインの情報交換が、可能になってきた。
 

 

 
信用情報センターの拡充と、システムの進化により、

審査自動化が進んでいる。
 

 

 
与信審査業務は、

エラーリスト(チェックリスト)の確認作業といっては、

身もふたもない?
 

 

 
誰が見ても融資を受諾できる案件は、自動化できる。

この部分は、人間であるが故の「見落とし」とか、錯覚等のミスを無くし

コンピュターならではの、長所が生かせる。
 

   
裏を返せば、いわれたことしか出来ないのがコンピュータだ。

だから、出来ることしか、人間は、プログラムしない。

いわば、自己判断の出来ない「パー」が

(ひいき筋の肝いりで「パー」コンは、「パソ」コンと呼称変化? 

それなら、「ワー」プロは「ワド」プロじゃない?)

処理できないと答えた結果が、

エラーリスト(チェックリスト)として出力だ。
 
   
情報の組合せから「辞退」「受諾」を判断するとなると、人間の出番。

そのリストを「与信審査リスト」と呼ぶのは、

「辞退基準との照合検討用チェックリスト」と呼ばないのは、

人間にしかできない仕事としての、プライドがなせることだから、、だろうか。
 
   
チェックリス(与信審査リスト)には

その金融法人の過去実績にから、

統計的に割り出された基準や、重みづけ、

また、自動計算された評価点等が、載っている。

これらが、判断に資することになる。
 
 

 
もちろん、旧来からの審査手法も総動員し、

融資額に見合った、追加調査をかけながら、結論を出していく。
 

 

 
さて、ここで、販売会社に目を転じてみると

与信審査能力は、退化し、

機能分化の結果、自己完結状態から、縁遠くなっている。
 

 

 
こちら にみるように、本当の現金購入割合は、

自動車販売の半数以下(4割)だ。
 

   
そのせいだろうか、昔では考えられないことが起きる。

500万円を超える新型車を、納車して、すぐ、行方不明とか、、、

昔は、訪問販売で、セールスマンは興信所調査員役兼務。

今は、店頭販売で、素性が分からないまま、現金購入の口車に乗って、、、

与信せずに、店頭納車、、、そして、、、ドロン、、ということ。
 
   
次は日常茶飯事。

新車はクレジットだから、見かけ上、現金販売、、、

しかし、その事故修理代は、クレジットを組まず、長期売掛中なんてことがある。

昔なら、新車の延滞情報は、

当たり前のように、サービス部門に伝えられていたのに

ところが、今は、断絶?。
 
 

 
案の定、クレジット会社の方では、その「事故修理」の発生以前から、

「新車」の分割支払代金が、延滞中、となっているに違いない。

その情報は、個人情報だから、門外不出。

事故修理入庫時に、フィードバックすることができない。

なーんて、事態が、起きている。
 

   
機能分化で、進歩したのか、退歩したのか。

各社のシステム、

つまりサブシステム内での情報管理精度は高まっているが、

皮肉なことに、 個人情報保護の下に、

社会という、トータルシステムで考えると、逆で、

少なくとも、延滞常習者には、暮らしやすくなっているのかも 。
 
   
延滞常習者は、借りれるうちに、あらゆるところから、借り尽くし、

挙げ句の果ては、「無い袖は振れない」と開き直る。

こうした、約束不履行者に、便宜を図るために、

信用システムが進んでいるのだろうか?
 
   
貸しすぎ顧客を増産した、「延滞」被害は、

自社システム内のみの被害を最小化すればそれでよいのか?。

貸しすぎ状態になる以前の、正常債権にたいして、

後乗りで、承知しながら、過剰融資し、

延滞債権化、償却債権化させることは、

社会全体としての、コスト(貸倒損失)を肥大化させている。
 
   
いわば、社会の機能分化に乗じたとさえいえる、自己利益の追求例として、

バブル以後、後乗りで、消費者金融に乗り出し、拡販を進めるメガバンクは、

街金融と異なり、メガなるが故に、与える影響が恐ろしい。
  メガバンクの、金融業としての進化は、いわゆる、高利貸しにあるのではあるまい。
 

 
光と陰はつきものですが、、、、

陰の増大に、寄与してほしくないものだ。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝
当サイトの挿絵は、
アートトゥデイジャパン
フリーイラストを使用
あなたの延滞確率、辞退基準
( ふつうの取引を再点検! 借金地獄は、隣りあわせ。多重債務者の減少を願う、ローン、クレジット、キャッシングのバーチャル与信審査 )
当サイトの内容及び情報は管理人「じーじ」の判断に基づくものです。あなたの自己責任にてご利用ください。
All Rights Reserved  当サイトはリンクフリーです